9月10日と13日の2日間、一般質問を行いました。紙面の都合で質問と答弁の一部しか掲載していません。
QRコードから議会質問が視聴できます。
【コロナ禍で不安を抱える市民に寄り添う施策展開を。(市長宛て提出した緊急改善要望より)】
【アフターコロナに向けた戦略を見出せ】
問:道の駅「奥河内くろまろの郷」の新規顧客とリピーター顧客の獲得を目的とした独自性溢れる事業の展開について。
答:地産品を活用したケーキ類の開発やドッグパーク設置によるペットに優しい環境設備等、独自の魅力ある取組の充実に加え、道の駅の防災機能強化や、子育て世代をターゲットとした独自事業の展開についても指定管理者と共に検討を進め、さらなる集客に取り組んでいく。
問:南海河内長野、千代田、三日市町の駅構内で令和3年7月2日から映画「鬼ガール!!」の挿入歌のメロディを用いた「日本遺産のまち 河内長野」の観光PR放送が令和4年3月末まで放送される。観光PR放送終了後、このメロディを用いた新たな展開でレガシーを創出した聖地化を図れ。
答:鉄道事業者や映画関係者をはじめ、様々な人々の力で実現した取組である。本市日本遺産の基盤づくりの一つとして、引き続き河内長野主要3駅で活用していく。
【安心安全なまちづくりについて。】
問:市としてペット防災を周知、進展させていくための考えは。
答:ペット防災の専門機関とも相談しながら、広報やホームページ等を活用し、ペットを飼っていない人へのペット防災についても周知していきたいと考えている。
問:インクルーシブ防災について。
答:高齢者、障がい者、子ども、妊婦、外国人の方々が災害時に取り残されることのないよう、市の実情に応じた取組を進めたいと考えている。
問:電源を必要とする医療的ケアの方に、災害時の電源確保は喫緊の課題であり解決に向けた取組みが必要である。見解は。
答:環境を整えたいと考えている。
【人口流出を防ぐため、子育て世代等の人を呼び込むための住みよい環境を。】
問:18歳までの入院通院の子ども医療費助成制度の充実を。
答:今後の財政状況を見極め、検討していきたいと考えている。
問:気軽に安心して利用できるスケートボードパークの整備が必要と考えるが、見解は。
答:関係者をはじめ、市民の機運の高まりを見極め、様々な角度から研究していきたいと考えている。
QRコードから議会質問が視聴できます。
【コロナ禍・人口減少・少子高齢化で直面する課題を解決するために。】
問:子どもや保護者が安心してオンライン授業(※1)等を選択できる体制づくりが急務では。
答:これまで学習者用端末を持ち帰り、家庭でオンライン学習(※2)による課題を行う等、発達年齢に応じた取組を進めてきた。オンライン授業では家庭での言語観察に加え、学校で必要なところを伝えていく。
問:訪問診療やオンライン診療が求められている。
答:本市において、自宅療養者への往診やオンライン学習について体制強化を進めている。自宅療養社の支援に感染予防対策用品の提供を検討している。
問:今後もバス・タクシー等運賃補助事業を。
答:公共交通維持のためにバス・タクシー等の運賃補助事業は必要である。ただし、市の単独で同じ事業の実施は難しい。さらなる利用促進につながる取組を推進していく。
問:地域を元気にする施策として電子地域通貨モックルコインをどのように広げるのか。
答:市商工会とも連携し、経済効果を生むことと地域活動再開のきっかけづくりとしたいと考える。
問:自治体や企業が連携し、奨学金「肩代わり」返還支援制度を創設し、大学等を卒業した若い世代の定住促進等を進めるべき。
答:市内事業者にその仕組みの情報提供と人材確保につながる効果的な支援に努めたいと考える。
【共働き世帯の増加により中学校全員給食の実施の要望の高まりや教職員の働き方改革など取り巻く環境が大きく変わる時期。委員会での議論の進捗は。】
(※1)オンライン授業・・・インターネットを介して教育指導を行うこと
(※2)オンライン学習・・・インターネットを使った学習スタイルのこと
QRコードから議会質問が視聴できます。
【コロナ禍を逆手に取って学校のICT活用スキルを高めよ。】
問:生徒1人1台パソコンを活用し、英語村構想の小中学生への展開を急げ。
答:デジタル教材を小学5年生用から作成し、端末を用いて学校や家庭でも子どもたちが主体的に取り組めるよう検討している。
問:長年積み上げてきたICT情報教育の経験を生かし、海外の協力校やJICA等との連携で体験型英語村の充実を図れ。
答:海外とのオンライン交流は、異文化や我が国の伝統文化の理解を深める教育効果が高い。英語村の参加体験型プログラムとして調査研究を進めたい。
問:今後の緊急事態に備え、常時オンライン授業に切り替えることのできる体制整備を急げ。
答:教員向けの端末操作研究や実践事例の紹介、サポーター配置等支援してきた。子どもの学習が継続できる体制整備に努める。
【環境保全意識啓発にひと工夫を。】
問:河川等でのバーベキュー等のごみ対策として、有料ごみ袋購入の義務付けや、清掃活動に協力する利用者等にはポイントを付与して市域のスーパーや商店等で使用できる仕組みを構築してはどうか。
答:令和3年度、新たに河川一斉清掃及び水辺クリーンアップキャンペーン参加者には地域通貨モックルコインを付与し、さらなる意識向上に繋げたい。また、環境保全意識の啓発手法を引き続き研究したい。
【旧三日市市営住宅跡地開発の推進や河内長野駅構内周辺車両混雑解消策、省エネリフォーム支援、ZEH住宅等の誘致をアピールし、本市への定住促進に繋げ。】
QRコードから議会質問が視聴できます。
【女性の命と健康を守るための取組みを。】
問:妊婦の新型コロナウィルス感染予防のための支援体制はどうか。
答:妊娠中に感染すると重症化しやすいことから、妊婦だけではなく夫やパートナーにもワクチンの優先接種の受付を行っている。また妊婦が陽性となった場合は、府において入院できる医療機関の確保が既にできており、緊急時には救急隊が直接救急搬送出来るように保健所との情報共有を図っている。
問:2013年に定期接種となりながら、接種後に副反応が相次いだため、積極的勧奨が控えられてきた子宮頸がん予防のためのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの接種状況はどうか。
答:厚生労働省から情報周知の通達が出たことで、接種件数は、令和元年度は延べ42件であったが、令和2年度には121件、令和3年度は7月時点で97件と増加傾向である。今後は、厚生労働省が積極的勧奨の再開に向けての検討を始めるので、動向を注視し対象者への周知や対応方法を検討したい。
【病児保育について。】
問:現在休止している病児保育の今後の展望は。
答:休止状態が続いていたが、園舎の建て替え整備を計画している保育所から病児保育事業を実施したい旨の申し出があり、現在国の補助金を活用しながら病児保育室の準備を進めており、工事は令和3年度中に完了予定。今後は利用方法や医療機関との連携等、細かな調整を行い、できるだけ早期再開に向けた検討をしている。
【地域猫対策事業のその後の進捗状況はどうか。】